K’s MUSICでは「音楽を確実に“聴き手側”に伝える手段」として、「奏法」と「音楽表現」を物理的、生理学的根拠に基づいてドラムレッスンを提供しています。しかし、このドラム人間科学の理論は手段であって目的ではありません。目的は“人間的な色気と気持ちを伝える音楽そのもの”です。
「叩き手側」がいくら気持ちを込めて演奏したつもりでも、それを確実に音に反映できなければ「聴き手側」に伝わりづらいものです。これは「聴き手側重視のプロの世界」では致命的欠陥です。
現役プロドラマーの方々や海外有名音大を卒業されたドラマー達の多くは、テクニックよりも“聴き手側重視の音楽表現”に比重を置いています。そういった方々がK’s MUSICに習いに来られる理由は、精神論ではけっして成し得なかったレベルの音楽表現を求めてのことなのです。
奏法テクニカルレッスン
グリップ
モーラー奏法
人体力学
- らせん運動
- 尺骨と橈骨の役割
- 鎖骨と胸骨の役割
- 肩甲骨と背骨
- 腕肩の重さを使う方法
フットワーク
パワー、脱力
- 足モーラー奏法
- 大腰筋と足底筋の関係
ペダルの力学
- 接触面積と摩擦抵抗
- バネの慣性力
- リバウンドフットワーク
フォーム
人体力学
- 体内座標のとり方
- 頚椎、胸椎、腰椎、骨盤の役割
- 大腰筋の役割
- 反動力を味方につける
- アレクサンダーテクニーク
重心
- 三半規管の役割
- 重心の変化
- 重心移動の方法
課題曲演奏と音楽表現レッスン
積極的呼吸法
歌い方
- 歌う=息を出す行為
- 息の出し方
- 自発的興奮とホルモン
- 音圧のための呼吸法
- グルーヴの呼吸法
- ダイナミクスの呼吸法
- 優先表現演奏法
無意識的呼吸法
本能
- 人間は本能で感動する
- 本能に逆らう事は不可能
- 本能を刺激する音の種類
- 自律神経の役割
生理学
- 無意識の右脳
- 右脳と小脳の役割
- リラックスと集中
人体力学
- 聴力の盲点と弱点
- 高周波の知覚
- 低周波の知覚
- 周辺聴力
- グルーヴと聴力の関係
- 右脳記憶と小脳記憶
- 記憶とグルーヴの関係