3月, 1997 | K's MUSIC ドラム人間科学理論

月: 1997年3月

  • 1997.03.01 皆さんは身体の重心とフットワークの関係について深く注目し、考えた事はありますか?身体をドラム椅子にあずけた状態での重心位置と重心移動はフットワークを確実なものにする上で実はとても重要なのです。 海外の超一流といわれるドラマー達のフットワークの重心位置と重心移動は、力学的に最も有効な体内座標という「動」の自然体フォームを活用しています。結果、バスドラムをフォルテでスピーディーに演奏していても使っている筋肉はほとんど力を必要としていません。 その気になればバスドラムのペダルボードにみかんを固定し、みかんを潰さないでバスドラムをフォルテの音量で演奏することも可能なのです。※こちらのページに動画とその理論を掲載しておりますみかんとフットワーク しかし重心を考えない非合理的なフットワークをするドラマーは運動によって足腰の筋肉を鍛えざるをえません。たとえ鍛えたとしてもバスドラムのスピードや音量がある一定以上あがらず、無理してプレイを続ける結果、腰痛などのジレンマに現役プロドラマーでさえ陥りやすいのです。 また、重心のとり方とフォームは人種や性別によっても全く異なるという事実も意外と知られていません。あなたが東洋人で標準体型の男性なら「黒人」と「女性」と「肥満体型の人」とは骨盤のつき方や骨盤自体の形状が異なるため、外見的に同じフォームでも力学的には全く別なものになってしまうのです。
    人間の身体構造を本当に理解してこそ、超一流ドラマー達と同一のフットワークが見えるのです。

    1997年3月