5月, 1997 | K's MUSIC ドラム人間科学理論
月: 1997年5月
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1997.05.01
あなたはローピッチにチューニングされたフロアタムの上で、 テンポ120以上のルーディメンツをフォルテで、 しかも身体の力を抜いて楽に演奏出来ますか?もしこの条件で出来ないとしたなら、あなたの今やっているその奏法は間違っているかもしれません。せっかく練習したルーディメンツもセット応用時にパワーが落ちたり、速い移動フレーズ等に対応できなかったりしたのでは宝の持ち腐れではないでしょうか? K’s MUSICでは、ルーディメンツをローピッチのタムでもスネア上と同じく演奏できる奏法でドラムレッスンを行っています。しかもそれは特殊な奏法ではなく、海外の一流ドラマー達の多くが共通して使う筋力を必要としない本物のナチュラルな奏法なのです。 しかし、今の日本ではコースタイルのマーチングドラマーにとっての奏法は完成の域に近づいていますがドラムセットドラマーにとっての奏法についてはまだ間違った常識がまかり通っているようです。 例えば、大袈裟に90度前後もスティックを振り上げる基本フォームではドラムセット応用時に不必要な遠心力が強い求心力を生んでしまうため、速い移動アクセントフレーズ等が困難になる上、「力み」の原因にもなります。 また、今まで「絶対」だと信じられてきた フル,ダウン,アップ,タップといったストロークも速い移動アクセントフレーズでは例外となりやすく、その領域では… という3つのストロークの習得こそが最大の鍵となってくるのです。 われわれがルーディメントをする目標は、コースタイルのマーチング奏法自体を身につける事ではなく、そのテクニックをいかにドラムセットに応用するかということなのです。その意識をしっかりもたないと、何の意味も無い練習に時間とお金だけが無駄に費やされる結果になってしまうことを忘れないでください。
1997年5月