4月, 1998 | K's MUSIC ドラム人間科学理論

月: 1998年4月

  • 1998.04.01 海外の超一流ドラマー達のグリップには、親指と中指でスティックをはさむスタイルのミドルフィンガー・グリップが目立つはずです。 ミドルフィンガー・グリップとは、親指と中指を中心に薬指と小指はリバウンド・ストッパー、人さし指にはリバウンド・コントローラーという役割を持たせた、支点移動スティッキングを行うためのグリップのことで、特に超高速フレーズなどの色付けやサウンド表現には無くてはならないものなのです。 また、このグリップを行う上で最も重要なのが「極端な脱力」です。通常、いくら脱力といってもある程度の筋肉の緊張は必要だと考えられがちですが、このグリップは「腕全体の重さ」を「パワーとして生かす」ため、ほんの少しの緊張もあってはならないのです。 このレッスンを、日本のトップのスタジオドラマーに対して行った時当ドラムスクールでは有名プロドラマーへの奏法アドバイスも行っています)そのドラマーから今以上に脱力したら、スティックを持つことも出来ませんという言葉が飛び出したほどです。 つまり、日本屈指のトップドラマーでさえ「これ以上の脱力なんて無理なんじゃないだろうか?」と思う所以上に力を抜いたとき、初めてミドルフィンガー・グリップの有利性を生かしきる事が出来るのです。

    ミドルフィンガー・グリップのバリエーション

    1998年4月